大浦佳代 10月末に刊行しました!
メディア掲載
▶2026年2月10日 「サライ」3月号(2月9日発売)のBOOKレビューで紹介されました
▶2026年2月5日 ジュンク堂書店 那覇店トークイベント開催決定!
▶2026年1月20日 日本経済新聞の文化面に紹介されました
▶2026年1月14日 「養殖ビジネス」に書評を載せていただきました
▶2025年12月21日 沖縄ジュンク堂で夢の「平積み」!
▶2025年12月18日 BE-PALおすすめ新刊書籍で紹介されました
▶2025年11月25日 聖教新聞に寄稿しました
▶2025年11月19日 宮古毎日新聞で本が紹介されました
本の周辺
▶2025年12月16日 オビテンスモドキ
▶2025年12月15日 「トゥカジャー」「クースキャ」「ユリャー」
▶2025年12月5日 「チョウチョウウオを食べるの?!」
▶2025年12月4日 共同購買店「狩俣マッチャーズ」
▶2025年12月2日 宮古島に、本屋さんはいくつあるでしょうか?
▶2025年11月28日 すごくお久しぶりの投稿 & お知らせです。

海の狩人たちの記録
このたび、『沖縄 最後の追い込み漁―宮古島狩俣集落・友利組』という本を上梓しました。宮古島に今も息づく、伝統的な素潜りの集団漁法「追い込み漁」がテーマです。
この漁法に出会ったのは、20年ほど前のことです。漁師さんたちと一緒に泳いで魚を網に追い込む体験は、狩猟本能に響くと同時に、「魚も人も同じひとつの命だ」と思わされる衝撃的なものでした。明るいサンゴ礁で繰り広げられる命の攻防に、わたしはすっかり魅了され、狩俣に通うようになりました。
組を率いる親方は、87歳になる今も現役です。親方や長老の方々からお聞きする海の自然への洞察、漁法の叡智、信仰などのお話もまた、大きな楽しみとなりました。親方は、海の生態系に溶け込むように生きてきた最後の世代です。文字通り「裸ひとつ」で漁をする素潜り漁師の生きざまに、ただのファンダイバーのわたしは驚嘆するばかりでした。
そしてふと気づくと、かつて沖縄中にあった追い込み漁の組は消え、規模の大きな組は友利組だけに。その友利組も今、世代交代の時期を迎えています。親方からお聞きした膨大なお話を記録として残しておくべきではないか──。そんな急き立てられるような思いから、この本を書くことにしました。
潮汐のリズムに同調し、海の生態系に溶け込むように生きてきた人たちの時代が今、過ぎ去ろうとしています。この本によって、狩俣の追い込み漁師の生き様をわずかでも後世に伝えることができれば。そして陸上の自然に比べると距離的にも意識の面でも遠い存在である海について、少しでも関心が寄せられるきっかけになれば。そう願ってこの本をまとめました。(あとがきより)
ぜひご購入いただければ幸いです。
著者プロフィール
大浦佳代(おおうらかよ)
群馬県前橋市出身。東京海洋大学修士課程修了。海と漁の体験研究所代表。フリーランスのライターときにカメラマンとして、農業漁業、海洋教育などをテーマに取材し執筆している。
著書に『漁師になるには』『農業者になるには』『港で働く人たち』(日本沿岸域学会出版文化賞受賞)『高校調べ:農業科高校』(以上ペリかん社)、『持続可能な漁村の交流術1·2』(東京水産振興会)ほか。
共著に『つくって楽しむわら工芸l ·2』(農山漁村文化協会)『森の学校、海の学校』(三晃書房)ほか。
NPO法人宮古島海の環境ネットワーク理事。
本書について
沖縄 最後の追い込み漁 宮古島狩俣集落・友利組
大浦佳代著、2025年10月末、南方新社刊
四六判、386ページ、カラー口絵16ページ、本文中に写真多数
定価2,860円(本体2,600円+消費税)
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『沖縄 最後の追い込み漁』は今なら数量限定!
2,600円(消費税なし・送料込み)でご購入できます。
目次と内容
第1章
魚を狩る漁と漁法の成り立ち
追い込み漁の実際をドキュメンタリーと聞き書きで紹介。また沖縄の追い込み漁の歴史をたどり、狩俣の追い込み漁の現在地を確認します。
第2章
哲雄親方70年の漁師人生
親方(友利哲雄さん)の70年にわたる漁師人生を綴ります。狩俣の海の自然や古い集落のこと、漁師人生をいやおうなく左右した日本と沖縄の漁業史にもふれます。
第3章
追い込み漁の魚たち
追い込み漁でとれる魚と生態系がテーマ。カラフルな熱帯魚や匂いの強い小魚など、「こんな魚を食べるのか!」と驚くようなローカルフードの世界を紹介。恵み豊かなサンゴ礁の生態系、素潜り漁師の自然観についても掘り下げます。
第4章
追い込み漁の身体性
素潜り漁の身体性に注目。潜水につきまとう水圧の変化、息こらえと溺れ、危険生物とのつき合い方など、さまざまなリスク回避について紹介します。
第5章
女たちが守るシマと海の男たち
海の安全と豊漁を願う祭祀、縁起かつぎ、民間巫者ユタの存在など、素潜り漁師の精神世界をのぞきます。親方のお母さんはユタであり、集落祭祀の神役でもありました。海で生きる人を守る「目には見えない力」に思いをはせます。
第6章
追い込み漁の今とこれから
追い込み漁の現代的な価値、人と海との距離について改めて考えます。








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