網の中の魚とハッキリ目が合う

すごくお久しぶりの投稿 & お知らせです。

新しい本を出しました!

取材に20年近くかけたライフワークの1冊。
『沖縄 最後の追い込み漁―宮古島狩俣集落・友利組』(南方新社)

宮古島の狩俣という集落に、素潜りの集団漁法「追い込み漁」が残っています。人が海を泳いで、最初に仕かけた袋網に魚を追い込む、まさに「海の中の狩り」。

親方の友利哲雄さんは、87歳の今も自ら船を操り、乗組員を率いて漁に出ています。
初めてこの漁を体験した時、狩猟本能にひびく刺激と、明るいサンゴ礁での命の攻防に衝撃を受けました。以来「こんな面白いものはない」と狩俣に通い、親方や長老方からお話も聞くように。それは、「裸ひとつ」で海の生態系に溶け込むように生きてきた人びとの物語でした。

この本は、親方からの聞き書きを中心に、自分の漁の体験もまじえつつ、さまざまな角度から追い込み漁の世界を描きました。これまで10数冊の本を出していますが、この本は初めて自分で好きなように原稿を書いて出版社に持ち込み、世に出した本です。
親方は、初校ゲラにすべて目を通し「この本で、いちばん得するのは、地元の若い漁師連中だよ」と一言。何よりのご褒美です。
全国の書店、出版社からも買えますが、友人が個人販売のサイトをつくってくれました。

定価2860円ですが、2600円(送料込み)でお求めいただけます。
消えゆこうとする沖縄式追い込み漁の記録です。お手にとっていただけますと幸いです。

11/28 Facebookより

沖縄 最後の追い込み漁―宮古島狩俣集落・友利組