網の中の魚とハッキリ目が合う

宮古島に、本屋さんはいくつあるでしょうか?

答えは1軒。「BOOKSきょうはん」(イオンタウン内)です。
以前はTSUTAYAもあったのですが、撤退したようです。
入り口近くの特等席に「宮古島コーナー」が。わたしの本も置いてくれています。

島にたった1軒の本屋さんだけあって、多くのお客さんとは顔見知り。たとえば「中学校の校長先生が来たから、あなたの本を買ってもらったよ!」と、店長さん談。お客さんの顔を見て、セールスしてくれているようです。

昔は、平良の繁華街に古本屋さんがありました。
建物とガジュマルなどの木が一体化したような、不思議なお店でした。郷土本のコーナーは充実していて、大事な資料をここで買った記憶があります。

ネットで調べたら、道路拡張で閉店し、那覇に移転したらしい。
古書の販売も、すっかりネットの時代。
「まさか手には入らないだろうな」と思うような、大昔に出版されたマイナーな資料が、ネットの世界を探すとちゃんとある!
オークションも多いですね。「高いな~」と買うのを躊躇していると、しばらくして半値ぐらいで別のショップから出品されていることも。

今回の執筆の基礎資料『沖縄県農林水産行政史(水産業編)』(1990年に県が出した本)も、その一例。わたしが入手した本には「琉球大学附属図書館 除籍」のスタンプが。「こんな大事な本を大学が手放していいの!?」と驚いたけど、何冊もあって整理したのかも。

街から本屋さんが消えていくのは寂しいことですが、ライターや研究者には便利な世の中になったものだと思います。

12/2 Facebookより

「BOOKSきょうはん」(イオンタウン内)
BOOKSきょうはん